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新経営サービス 常務取締役/人事戦略研究所所長
山口俊一氏 インタビュー


新経営サービス 常務取締役/人事戦略研究所所長 山口俊一氏 インタビュー

京都を拠点に、一部上場企業からスタートアップまで2,000社以上の顧客を持ち、企業の継続的発掘・成長を支援する経営の専門家集団、それが新経営サービスです。成長戦略の策定・推進から、人事制度改革、人材教育、企業文化の浸透に至るまで、さまざまな経営課題に取り組むなかで、コンサルタントとしての卓越した知見や知識を育て、第一線で活躍できる人材(タレント)を輩出しています。

今回は同社常務取締役で人材戦略研究所所長の山口俊一氏に同社の特徴や強み、求める人材像などのお話を伺いました。

山口 俊一氏 プロフィール

組織人事コンサルタントとして20年以上の経験をもち、多くの企業の人事・賃金制度改革を支援。人事戦略研究所を立ち上げ、一部上場企業から中堅・中小企業に至るまで、あらゆる業種・業態の人事制度改革コンサルティングを手掛ける。

【主な執筆実績】
  • 社員300名までの人事評価・賃金制度入門
  • 同一労働同一賃金で、給料の上がる人・下がる人
  • 中堅・中小企業の新賃金決定マニュアル
など多数

目次

新経営サービスについて

本日はインタビューのお時間を頂き、ありがとうございます。最初に新経営サービスの概要についてご紹介ください。

私ども新経営サービスは、全国の中堅・中小企業に対して、

  • 人事諸制度の構築・運用支援をはじめとした【組織人事コンサルティング】
  • 経営者・後継者・幹部の育成といった【人材開発コンサルティング】
  • 中期経営計画の策定とその推進支援をはじめ、個別具体的な経営課題の解決をする【経営コンサルティング】

大きくこの3つの分野でのコンサルティングを展開しております。

もう少し具体的にお伝えすると、組織人事コンサルティング分野においては、 顧客企業で働くさまざまな価値観を持った人たちを束ね、組織と個々の社員の力を最大限引き出すために 「人事諸制度(人事評価・賃金等)の構築・運用支援」 を中心に、社員の採用・定着率改善、シニア社員やパート社員の活性化など、顧客企業の「ヒト」に関するあらゆる問題解決を行っています。

人材育成・人材開発コンサルティング分野においては、 社長から一般社員に至るまで、顧客企業の社員一人ひとりのモチベーションやスキル、ならびに、社員の連帯感やチームワークを高めるために、 「経営者・経営幹部を育てる『経営者大学』」「成果を出せるリーダーを育てる『実践管理者養成講座』」をはじめとし、主にリーダー層のレベルアップに向け、 顧客企業の課題に合わせて最適なプログラムを組み合わせ、組織・人材開発の支援を行っています。

経営コンサルティング分野においては、顧客企業の業績アップと企業文化革新のために、 「中期経営計画の策定支援」「年度計画の達成支援」「経営理念の策定と浸透支援」「企業文化・体質改善」のほか、 営業支援、マーケティング支援、新商品開発支援等、顧客企業ごとの課題発見・解決支援を行っています。
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新経営サービスの組織の特徴

新経営サービスの組織の特徴についてはいかがでしょうか。

新経営サービス 常務取締役/人事戦略研究所所長 山口俊一氏: 新経営サービスの組織の特徴 自由で、各人の個性が出せる組織になっていると思います。どのコンサルティング分野に取り組むか、どの社内プロジェクト(商品開発や販促活動)に加わるか等、できる限り各人の意思に沿った選択ができるように心がけています。入社経路としては、新卒1/3、コンサル経験者1/3、その他の経験者1/3といった構成です。

過去には、新卒入社3カ月で、経営者にコンサルティング提案を行う者。2年目で経営者や経営幹部数十名が参加するセミナーで講師を務める者。4年目で人事制度に関する書籍を出版する者など、20代から最前線で活躍するコンサルタントが多数在籍しています。

当社には若手に多くの裁量を持たせ、多くの経験を積ませるという組織風土があり、「意欲」と「行動力」があれば、それに応えるフィールドが用意されています。1年目から多くのチャレンジできる、だからこそ早くから成功体験と失敗体験を経験する。そして若くして優秀なコンサルタントが育つ環境があります。

新経営サービスでは、コンサルタント一人ひとりが個性をもち、対外的にアピールできる人材=タレントを数多く創り出していこうと考えています。もちろん単なる人気だけではなく、顧客企業の経営改善ができる実力を伴ったタレントでなければなりません。どのメンバーも自立したプロコンサルタントとして成果をだせる、それでも、新経営サービスの一員として仲間といっしょに活動していきたい。そんな状態が理想と考えています。そのため、個人名で書籍を出版することや、早くから得意分野をもって講演することなどを積極的に推奨しています。

もちろん自らタレントになろうという人だけでなく、他のメンバーをプロデュースし、売出すことにやりがいを感じる人も必要です。とにかく「自らの個性を発揮して中堅・中小企業の役に立ちたい」という志をもった多様な人材の宝庫にしたいと考えています。

現在、コンサルタント人数は30名(平均年齢35歳)ほどですが、規模の拡大を追わず、一人ひとりの顔が見える、そんな集団でありたいと考えております。

経営コンサルタントという職業の魅力

山口様が感じる経営コンサルタントという職業の魅力はいかがでしょうか?

新経営サービス 常務取締役/人事戦略研究所所長 山口俊一氏: 経営コンサルタントという職業の魅力 私は、コンサルタントの世界に入って20年以上が経過しました。近年、経験を重ねるにつれ、ますます「よく経営コンサルタントという職業に巡り合えたものだ」と、我ながら運の良さを痛烈に実感しています。

日本全国さまざまな業種・業態の、しかも人事組織や経営方針といった企業の奥深くに入り込むことができる。また、その会社の人材だけでは解決できない、もしくは時間がかかる経営課題に対して、具体的な解決策を提案し、実行の支援ができる。こんな職業が、他にあるでしょうか。
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新経営サービスが求める人材像

新経営サービスが求める人材像についてはいかがでしょうか。

強いて挙げるとすれば、

●経営全般に支援ができる経営コンサルティング部門の強化
当社は、一定の知名度のある組織人事コンサルティングを中心に、教育研修分野も展開してきました。現在は、人事・教育だけでなく、経営全般に支援ができる経営コンサルティング部門の強化、増員、育成を図っており、そういった志向性、経験のある人材を特に求めていきたいと思います。

●自ら責任を引き受けるスタンスを持ち、プレッシャーをむしろ楽しみ、新しいことにチャレンジし続けられる人材
企業がコンサルティングを依頼するのは、会社が変わろうとするときです。我々コンサルタントから見れば、それは「変化が常態化する」ということでもあります。変化こそが、私たちの日常業務ということになります。また、この仕事は人材こそが商品ですので、顧客先での判断や言動は、自らの責任で行わなければなりません。 そのため、現状維持が好きな人や、上司の具体的な指示がなければ動けない人にとっては、苦痛以外の何物でもないとも言えます。自ら責任を引き受けるスタンスをもち、日々の変革やプレッシャーをむしろ楽しみ、新しいことにチャレンジし続けられる人材こそが、当社の求める人材です。
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新経営サービスでのキャリアパス、人材育成

新経営サービスのコンサルタントとしてのキャリアパス、育成方針についてはいかがでしょうか。

コンサルタントランクとしては、
アソシエイト→コンサルタント→シニアコンサルタント(案件プロジェクト責任者)→マネージングコンサルタント→上席コンサルタント→主席コンサルタント
となっています。マネージャー→執行役員と、マネジメントを担うステップもあります。
2017年の平均年収(取締役、直近入社除く)は、約900万円であり、これを今後1000万円に引き上げていくことは当社の重点方針でもあります。一方で、家庭やプライベートとの両立が図れるよう、モバイルワークなど自由度の高い勤務スタイルを推進しています。この業界には珍しく、家族参加可能なイベントや社員旅行も長年行っています。
社会貢献活動や働きがいのある組織づくりにも、取り組み中です。

その他、人材育成施策としては、
  • 各チーム別のコンサルタント研修
  • 年間10万円までの研修・セミナー参加支援
  • 中小企業診断士、ビジネスキャリア検定資格取得支援
  • 海外視察研修
などを用意しています。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。
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