組織人事コンサルタントへの転職を支援!転職エージェントのムービン職業紹介(許可番号:13-ユ-040418)
組織人事コンサルタント転職 トップ > 組織人事コンサルタントについて > 組織人事コンサルティングプロジェクト > 戦略的人事マネジメント(SHRM)
戦略的人事マネジメント(SHRM)
2000年あたりまでは、組織人事コンサルティングは人事制度に焦点を絞ったプロジェクトが主流でしたが、近年では人事にも経営的観点を求められ、人事の役割を経営戦略・事業戦略を組織ビジョンや人事戦略に翻訳した上で人事制度・業務全体の最適化を目的とするようなコンサルティングが非常に増えてきています。
優れた経営戦略を事業戦略を生み出すためには、戦略を担う「組織」、そして組織を構成する「人」が戦略の趣旨や戦略実現のための業務のあり方など正しく理解し、実行することが必須となります。
また、人は理屈だけでは動かないので、個々の組織の現実や現座の実態を把握し、物理的・マインド面とともに実効性の高い施策を戦略的に組み合わせていくことが必要となります。
グローバルレベルでの競争激化に伴い、優秀な人材の奪い合いが激しくなった「War for talent」の時代になりました。企業の組織や人的側面における魅力と戦略実行力を構築し高めていくためのコンサルティングがSHRM(strategy human resource management)戦略的人材マネジメントです。
SHRMを大きく分けると、採用・配置・評価など人材フローにかかわる諸制度を設計する「人材マネジメント」と戦略・精度を実際に組織に活用する「組織マネジメント」があります。
人材マネジメント
1. 人材戦略の策定
全社戦略・事業戦略を「人」レベルまで落とし込み、「どのような組織モデルを描くのか」「どういった人材をそろえマネジメントするのか」などについて、規定する。人事戦略の策定が具体的な制度設計を行う上での上位概念となる。
人材マネジメント
1. 人材戦略の策定
全社戦略・事業戦略を「人」レベルまで落とし込み、「どのような組織モデルを描くのか」「どういった人材をそろえマネジメントするのか」などについて、規定する。人事戦略の策定が具体的な制度設計を行う上での上位概念となる。
2. 人事制度改革
策定された人事戦略を基に具体的な設計を行う。
「採用」「異動・配置」「評価」「育成」「退社」の5つの人事機能に対して、各社固有の事情を踏まえた上で設計する。
「採用」では、求められる人材を明らかにし、必要な人と数を「どのような時間軸で」「どこから調達し」「そのように配置、処遇していくか」を考え人事制度に落とし込む。
「評価」では、コンピテンシー評価、スキル評価、成果・業績評価、業務実行度評価、360度評価(上司だけでなく、部下や、時には顧客など多面的に評価をする)などをどう取り入れていくかを検討し、報酬制度や、等級制度も設計する。
「育成」では、求める人材要件と照らし合わせ、必要な能力・スキルなどを洗い出し、育成メニューを企画・開発する。
「退職」であれば、退職金制度・企業年金制度を見直す。離職率を低下させるための仕組みを考えることもある。
3. 実行支援
上記で設計された各種制度・仕組みを実行する際にもクライアント企業に入り込んでサポートをする。
変革の推進者となるべき経営層や部門責任者・管理職層をはじめ、その他社員向けにマネジメント研修などのワークショップを開催する。
組織マネジメント
1. 問題の可視化
全社のビジョンや戦略・業務マネジメント、社員個人の成長実感等が正しく結びついているか測定し、現状を包括的に可視化して、今後の成長のボトルネックとなる組織課題と、その発生のメカニズムを解明する。
標準的な方法として、50問くらいの質問に社員が匿名回答して、その結果を分析するという方法が挙げられます。
2. 実行支援
上記で明らかになった課題を解決するための実行支援を行います。例えば、ITの活用や会議の変革などをベースにして、あたらしい働き方の定義と導入を支援したり、各種トレーニングやコーチング・ワークショップを通じて意識を改革したりする。ときには、人事部門・人事機能の組織としての課題分析や改善策の実行、業務プロセスの再設計を行うこともあります。
3. モニタリング
変革を一過性のもので終わらせないためにも、流れを止めずに定着させることが重要です。そのためにも社員意識調査やインタビューを通じて新しい仕組みの定着状況をモニタリングすると共に、定着率を高めるための仕掛けを設計・導入の支援をします。
組織人事コンサルティング プロジェクト事例
-
戦略的人事マネジメント(SHRM)
2000年あたりまでは組織人事コンサルティングは人事制度に焦点を絞ったプロジェクトが主流でしたが、近年では人事にも経営的観点を求められています。
-
リーダーシップ開発
近年、組織開発の中でも特に話題のテーマになっていますが、定番手法は存在していません。社内MBA、ヤングアドバイザリーボードなど、さまざまな方法が考えられて、各社で導入されています。
-
組織開発
組織開発とは「組織が優れたリーダーシップによって統率され、効果的なチームワークにより支えられ、多様なメンバーが価値観を共有しながら一体となって変革を推進できるようにする」コンサルティングです。
組織人事コンサルタントについて
-
組織人事コンサルタントと言っても、その仕事内容は求められる問題解決シーンによって多岐にわたっています。
-
組織人事コンサルタントになるには、どのような資質や経験・スキルが必要なのでしょうか?
-
戦略的人事マネジメントや組織開発など組織人事コンサルティングプロジェクトについてご紹介致します。
-
職歴・バックグラウンド別に組織人事コンサルタントへのキャリアパスをご紹介致します。
-
最新の組織人事コンサルタント採用動向です。詳細は弊社までご相談ください!
-
これから組織人事コンサルタントを目指す方へ、現役の組織人事コンサルの生の声をご紹介致します。
-
実際のプロジェクトや、組織人事コンサルタントの1日をご紹介致します。
時間が限られている方にもおすすめ!
たった5分で、組織人事コンサルタントとしてのキャリア像を把握でき、自分に向いているかどうかを判断するための材料を得ることができます。
キャリアアップを目指す場合や、現職でのやりがいや報酬に不満がある場合など、転職を決意する背後にあるさまざまな要因をご紹介。
これらの要因を理解し、自分の転職活動にどう活かすかを考えることで、成功の確率を高めましょう。
どのファームがどのような業界に強みを持っているのか、またそのファームの企業文化や働き方の特徴を把握することで、自分のキャリアに最適な転職先を選ぶ際の参考にすることができます。
お一人お一人に合わせた転職支援、専任のコンサルタントがサポート
ムービンでは大手には出来ない、お一人お一人に合わせた転職支援をご提供しております。
組織人事コンサルタントへのご転職をお考えの方は、ご自身では気づかれない可能性を見つけるためにもぜひ一度ご相談ください。