吉田さん(仮名):
年齢:33歳
学歴:有名私立大学 文系学部卒
職歴:営業→Sier→総合系コンサルティングファームの人事BPR/ITコンサルタントに転職
担当コンサルタント: 中村浩一郎
1. 転職の背景
転職理由は一言でいうと前職での仕事をやり切ったということです。
ITの知識がない第二新卒のような状況からスタートし、最初は苦労したものの周囲の方の助けもあり、前職では気が付けば事業立ち上げ、海外駐在、マネジメントまで経験することができました。
一方でこれ以上、社内で更に上のポジションに行くにはかなり時間がかかるし、クライアントへ提供できることもSierであるが故に極端に変わらないということから転職を考えました。
2. 転職活動
最初はSierでのマネジメント経験、事業立ち上げ経験から、事業会社で新規事業立ち上げをしてみることを考えました。
しかし、事業会社を数社受けてみたものの最終的にはご縁がありませんでした。前職で経験した事業立ち上げ経験は我流で他社にとって汎用性があるものではないことを痛感しました。
そこで数年前に登録し、相談したことがあったムービンさんのキャリアコンサルタントの方に再度コンタクトを取ってみたところ快くお会いいただきました。自分のやってきたこと、やりたいこと、など今後のキャリアについて綿密にディスカッションしました。
そこで出た結論として
・自分の汎用的なビジネススキルを高めたい、
・(クライアントビジネスは好きだったので)クライアントに対してSierではできないサービス提供をしたい
という軸でコンサルティングファームを受けてみることにしました。
コンサルティングファームの中でも、生まれたばかりの子供がおり、家庭的に給与を下げられないという現実的な制約条件を考えて、自分が1番専門的にやってきたHR×ITの領域で数社コンサルティングファームを受けてみることにしました。
この領域では自分が成果を出してきたという自負もありましたし、自分の同僚でも多くの方がコンサルティングファームに転職していたので最初は転職活動を少しなめていたと思います。
言い訳ですが、忙しかったこともあり、キャリアコンサルタントの方とも打合せせずに面接に行ったところ1次面接でお見送りになってしまいました。
確かに自分が生かせる経験はあったもののSierでやってきた内容がすべてコンサルティングファームで生かせるわけではなかったため、想像していたよりも転職することは難しいと理解しました。
そこからは自分の転職に対するマインドを改め、時間をかけて自己分析、業界研究などしっかりと行いました。
担当のキャリアコンサルタントの方ともしっかりと面接対策を行い、過去の各社の面接の傾向もしっかりと仕入れて臨みました。
するとそれからの面接は無敗で意中のコンサルティングファーム2社から内定を獲得することができました。
前職ではなまじ評価されていたため、年収ダウンもあり得ると聞いていましたが、キャリアコンサルタントの方がいろいろな情報を用いて交渉してくれたおかげで家族も納得した条件で転職することができました。
3. 転職活動を振り返って
今回の転職活動で1番よかったのは自分のこれまでのキャリアを振り返り、将来のキャリアをイメージし、そのために今どのような選択肢を取るのかを整理することができたことです。
今回、まずは自分で行きたい会社に応募してチャレンジしていました。友人からの紹介で受けた会社もありました。
もちろん転職という意味ではそれで決まってもよかったと思いますが、30代で家庭がある状況を考えると、結果的にはそこで転職が決まらず、ムービンのキャリアコンサルタントの方と自分のキャリアを話し合い、30代、40代を見据えたキャリアデザインができたうえでの転職ができて本当によかったと思います。
ただ求人を紹介するだけのエージェントさんもたくさんありますが、私のキャリアコンサルタントの方はキャリアを一緒に考えていただいたうえでの求人紹介をしていただいたため、非常に納得感を持って転職活動を進めることができました。
今はまず現職で活躍して実績を出したいと思っていますが、今後もキャリアを考える際にはムービンのキャリアコンサルタントにご相談させていただきたいと思っています。
元々私はムービンさんの相談会から登録させていただいたのですが、親身に相談に乗っていただきました。今の会社でのキャリアを悩んでいる方は一度相談だけでもしてみることをおススメします!