木村さん(仮名):
年齢:30歳
学歴:有名私立大学 文系学部卒
職歴:人材紹介会社の営業職 → 組織人事コンサルファームに転職
担当コンサルタント: 中村浩一郎
1. 転職活動の経緯
私は人のキャリアを支援することに非常に興味が強かったこと、若い社員の方が非常に楽しく仕事をしている様子が伝わってきたことから新卒で、とある人材紹介会社に入社しました。
2年目までは成績がぱっとせず、仕事を楽しむことができませんでしたが、3年目に上司になった方との出会いを通じて急激に成績が伸び、少ないながらも部下を持ち、リーダー業務も任せられるようになりました。
5年目を過ぎたころからは仕事に対する自信もつき、会社からの期待も大きく感じるようになりました。
一方で周囲を見渡す余裕が出てくる中で、他の仕事でも活躍できるのか不安も出てくるようになりました。様々な方の転職相談に乗っている中で、人にエラそうなことを言っているが自分も同じではないか、と感じることが多くなってきたように思います。
自分の市場価値は何となくわかっており、ちょうど結婚したばかりだったので領域を変えると年収が下がるのではないかということから動けない期間が半年ほど続きました。
2. ムービンについて
そんな中調べ物をしている中でムービンさんのホームページにたどり着きました。
単純に読み物として読んでいたところ、相談会というページがあり、気軽に相談してもよいのかなと思い、登録してみました。
すぐに担当の方から連絡をいただき、相談してみました。
私もエージェントなので担当の方との話に想定外のことはありませんでしたが、客観的に的確に説明いただくことでやはりキャリアを変えるのは今しかできないことを痛感しました。
コンサルタントの説明をしていただき、やはり自分は人に興味があることも再認識できました。
経験と志向から自分が転職できる可能性のある求人を紹介してもらったのですが、そこで思考が停止してしまい、しばらく連絡を取りませんでした。
そんな中、ある組織人事ファームでセミナーがあるという案内をいただきました。休日開催ということもあり、妻に了解をもらい、参加してみたところやはり自分の仕事では関われない組織人事のテーマの話は魅力的で久しぶりにワクワクしながら家に帰ったことを覚えています。それを機に転職活動をしてみることを妻にも話し、早速スタートしました。
人材紹介の仕事には戻れるだろうし、また活躍できるだろうという自信もそのころにはありました。
3. 面接と面接対策
最初の面談でご紹介していただいていた求人のうちいくつかは無くなっていましたが、新たに発生した求人もご提案いただき、7社ほど応募しました。実際に面接に呼ばれたのは3社ということでやはり現実は甘くないと痛感しました。
面接前にはご担当の方に面接対策をしていただきました。自社では自分も求職者の方に面接対策は行っていましたが、「なぜ」、「例えば」、「ほかには」など矢継ぎ早に繰り出される質問に自分が全く準備できていないことがわかりました。コンサル向けの転職は難しいことを再認識し、そこからはしっかりと自己分析、会社研究に力が入りました。自分の転職に対して真剣であるからこそ、はっきりとフィードバックしていただける姿勢は自分の仕事への振り返りにもなりました。
(その為、その後は自分の仕事でも求職者の方への相談に今まで以上に力が入り、営業成績も上がりました(笑))
最終的には1社のみ最終面接に進み、そちらの会社だけご縁をいただきました。
ムービンの担当の方が裏で社長にプッシュしていただいていたことが、入社後わかりましたので特別に入れてもらえたのかもしれませんが・・。
4. 転職をお考えの方へ
おかげさまで私は新しいことに挑戦しています。
「全く使えないな、自分」と思いながらも周囲の人に恵まれて暖かく見守ってもらっています。
そして今の仕事を始めたことで将来の目標も見えてきました。
私の場合は半年以上うだうだしていましたが、振り返るとやはり最初に1歩踏み出したことからすべては決まったのではないかと思います。
私も人材紹介の仕事をしていた経験から、よくわかりますが、考えが定まっていなくても恥をかいてもまずは動き出せるかどうかが大事だと思います。
自分では難しいのでは?と思っても動き出せば、他の可能性が見えてくることもあります。
是非皆様にも新しい出会いがあることを願っています。
うちの会社は若い組織ですが積極採用ですので、いつかこの体験談を読んだ方と一緒に働くことができたら、素晴らしいことだなと思っています。