一ヶ月前、私はムービンを利用して組織人事コンサルタントに転職しました。転職活動は大変ハードで苦労しました。そこで、同じようにコンサルタントへの転職を考えている人に少しでも知識を共有出来ればと思い、筆を執らせて頂きました。

私は新卒で某大手メーカーに入社しました。その会社を選んだ理由は、当時受験した企業の中で最も人材育成に力を入れていると感じたからです。 もともと人や組織に興味があったので、業界やサービス内容よりも教育制度・人事制度の充実度で入社先を決定するつもりでした。

入社後は希望通り人事部配属となり、社員教育を担当することになりました。
しかし、実際に働いて見ると、自分の考えていた個人の能力に合わせたキャリア開発や適性を活かした組織構築などは実現できない環境だと分かってきて、違和感を覚えました。業務のスピードも遅く、それでも3年程は頑張ったのですが、どんどんモチベーションが下がって行きました。

そういった経験から、企業の人事課題解決を行う組織人事コンサルタントへの転職を決意しました。

転職活動を始めるに当たり、コンサルティングファームへの転職ならムービンが良いと知人の現役コンサルタントからの推薦があったので、登録しました。活動開始直後は他の人材紹介会社にも登録していましたが、最初の相談の時点で既に提供してくれる情報の量や密度に違いがあったので、早々にムービンのみに利用を絞りました。今振り返ると英断だったように思います。

実際の面接においては、フェルミ推定やケースインタビューなど初めて触れる課題が多く、戸惑いましたが、問題の解説、回答の添削などエージェントがきめ細やかにサポートしてくださったので、なんとか乗り切ることができました。

また、面接を行う度に返答内容のチェックとアドバイスを頂けたことも、通過に至った主たる理由の一つだと感じます。

なお、合格ラインに届くことだけを目標とせず、転職後の実業務で役立つような思考の道筋やフレームワークをいくつも紹介してくださったのですが、コンサルタントとなった今ではこれが最も役に立っています。これは質の高いエージェントを擁するムービンでなければ得られなかったサポートかもしれません。

ちなみに、面接対策用の書籍も何冊か薦めて頂きました。私はコンサルタント業界に関する本を1冊、フェルミ推定とケース対策に関する本を各1冊、webテスト復習用の本を1冊買いましたが、それぞれメジャーなものを必要に応じて押さえておくと良いと思います。

内定後は現職の引き継ぎを滞りなく済ませることに注力しました。大手企業ゆえ、転職後にも接点を持つ可能性があったので、関係性が悪くならぬよう円満退職を目指しました。お世話になった上司からの慰留をかわす作業はストレスが強く、大変でしたが、エージェントのサポートもあってなんとか切り抜ける事が出来ました。

現在は念願だった組織人事コンサルタントとして働いておりますが、仕事のスピード感が早いので、前職と比べモチベーションを高く保ったまま業務に当たることが出来ています。

また、転職して最も良かったと感じる点は、担当するクライアントやアサインされるプロジェクトによってチームや労働環境がガラッと変わることです。定期的に心機一転して業務に当たれることは、コンサルタントならではの良さだと思います。

ちなみに、入社後のことは入社してからで良いと思いますが、英語はやっておくに越したことはないと実感する現在です。

コンサルティングファームを受験されるのであれば、ムービンを強くお薦めします。
面接の難易度が高く、独学で受験し突破出来るとは到底思えません。質の高い支援を受けることは、合格の必須要件だと考えます。
私は早々にムービン以外の人材紹介会社の利用をやめてしまったので、他の会社がどのような面接対策をしているのか分からないですが、ムービンの面接対策にはとても感謝しています。

働きながらの転職活動は体力的にも時間的にもハードですが、ムービンのサービスを適切に活用すれば必ず道は開けてきます。
皆さんが壁を乗り越え、コンサルとしてのキャリアをスタートされることを祈っています。

最後に、長い時間を使って支援して下さったムービンの方に、改めて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。