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EYストラテジー・アンド・コンサルティング
パートナー 鵜澤 慎一郎氏 インタビュー
鵜澤 慎一郎氏 プロフィール
EY Japanの人事組織コンサルティングサービス事業責任者で、事業会社人事及びコンサルティング会社で20年以上の人事変革経験を持つ。
専門領域は人事戦略策定、HRトランスフォーメーション、チェンジマネジメント、デジタル人事。 大規模複雑なグローバル人事変革や最新テクノロジー活用による業務・システム改革、働き方改革を数多く経験。
他会計BIG4ファームでのHR Transformation 事業責任者やアジアパシフィック7か国のHRコンサルティング推進責任者経験を経て、2017年4月より現職。 主な著書に「ワークスタイル変革」(労務行政:共著)他寄稿、講演多数。
- EYがグローバルに進めるAdvisory CONNECTEDとは?
- ダイバーシティ&インクルージョン先進企業として市場No.1評価
- 現代はデジタル・テクノロジーの時代と言われるが、最後はやっぱりヒト。人事・組織コンサルティングニーズは拡大の一途
- HR Disrupter Wanted ‐旧態依然とした人事・組織の世界を破壊的創造できる人募集
本日はインタビューのお時間を頂き、ありがとうございます。最初に鵜澤さんが新天地として、なぜEYを選ばれたか教えてください。
私はなんとなくキャリアの節目は10年周期と考えていて、大学卒業後に事業会社に約10年勤務したのちに、コンサルティング業界に移りました。その後はデロイトの人事・組織コンサルティング部門で11年半を過ごし、チームの仲間やグローバルチームのサポートのおかげで組織を急拡大し、最後はHRトランスフォーメーション部門のリードパートナーとAPAC7か国のヒューマンキャピタルコラボレーション活動のイニシアティブリーダーを経験して、非常に充実したキャリアを築くことができました。次の成長ステージとして、事業会社に戻って経営者の一員として人事・組織を内部改革していく選択肢もありましたが、EYのEMEIA地域(欧州・中東・インド・アフリカ)のマネージングパートナーもつとめたアンディー・エムブリーさんが昨年から日本で指揮を執り、グローバル連携を強化しながら国内の組織をひとつに統合し、現在1,300名超の日本のアドバイザリー&コンサルティング部門をワールドクラスのケイパビリティと規模にするというビジョンに惹かれて、入社を決めました。
EYがグローバルに進めるAdvisory CONNECTEDとは?
横並びで"BIG4"と捉えられることが多いと思います。EYならではの特長や戦略の違いはありますか?
ダイバーシティ&インクルージョン先進企業として市場No.1評価
企業文化や組織風土が他社と違うとのことですが、具体的にはどのようなことがありますか?
実はEYは世界屈指の先進的取り組み企業で、DiversityInc社の2017年ダイバーシティ調査においても他コンサルティングファームや世界的に有名な企業を抜いて、EYは総合1位に選出されています。(http://www.diversityinc.com/the-diversityinc-top-50-companies-for-diversity-2017/) 。
日本でも女性の活躍推進はもちろんのこと、LGBT支援にも積極的にかかわり、東京レインボープライドへの協賛やLGBTAネットワークとの社内イベント共同開催など、あらゆる社員の個性や価値観を尊重し、よりよい職場環境を作り出す努力をしています。私も自分の家族と一緒にさっそくパレードに参加してみました。このような取り組み姿勢や企業文化に共感して、EYに入社される方も数多くいます。
現代はデジタル・テクノロジーの時代と言われるが、最後はやっぱりヒト。人事・組織コンサルティングニーズは拡大の一途。
多くのファームがデジタルのような新領域テクノロジーに注力していますが、なぜEYは人事・組織コンサルティングをグローバルと日本双方で重要視しているのでしょうか?
同時に私達が確信しているのは、どんな大規模な変革であっても「最後に成功の鍵を握るのはヒトである」ということです。優れた事業戦略もテクノロジーもうまく活用できるかどうかはヒト次第。よってかつてないほど大規模で頻繁なビジネス変革やテクノロジー変革が起こる現代は、同時に人事・組織コンサルティングの付加価値や必要性は高まっているのです。そこでEYのPASは、グローバルでも日本でも各国アドバイザリーCEOに直接レポートする上位組織レイヤーに位置づけられています。だからどのファームよりも人事・組織コンサルティングに興味ある人にとっては成長でき、やりがいのある職場だと思います。
EYの人事・組織コンサルティングのサービス構成や体制を教えてください。
またサービス内容も人事制度や人材開発といった伝統的な組織人事コンサルティングだけに依存せず、ロボティクスやHRクラウドシステム等の新しいテクノロジーの活用やチェンジマネジメントやデジタルリーダーシップ、ワークフォースマネジメントといった新規性のある領域にシフトしています。加えて大事だと思うのは我々のサービスコンセプトの真ん中にある"People Agenda" という部分です。EYは全社的にサービスセントリックからクライアントセントリックなアプローチに変わっています。サービスを売りにいくのではなく、コンサルの原点であるクライアントの課題は何か?という部分から愚直に発想し、その課題解決にむけて多様な専門性とグローバル視点で最適な人材を組み合わせて提案する、実行することをしています。
グローバルにPASは1万人を超える専門チームがおり、業界最大級の規模となっています。日本はまだ立ち上げ段階で市場規模に対してアンダースケールですがそれでも90名規模になっています。
HR Disrupter Wanted ‐旧態依然とした人事・組織の世界を破壊的創造できる人募集
最後にこのインタビュー記事をみている方やEYのPASに興味のある方々へメッセージをお願いします。
我々は世界に25万人以上のプロフェッショナルを持つ巨大なグローバル組織の一員であると同時に、日本ではまさに起業家のようなつもりで組織を立ち上げているベンチャー精神を持ち合わせています。このような面白みとやりがいのある職場に飛び込んでいただく方からの応募や問い合わせをお待ちしています。
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関連情報
アーンスト・アンド・ヤングのメンバーファーム。
世界150カ国以上の国々に25万人以上のメンバーを持つEYのグローバルネットワークは大きな武器。グローバルで培われた様々な知見を活かせるほか、海外展開を考える日本企業や日本市場に参入する海外企業のプロジェクトなどクロスボーダー案件にも多数対応。財務プロセス改革から全社的コスト削減支援、サプライチェーン最適化といった財務・業務改革の分野で、クライアントの攻めの経営を支援する幅広いアドバイザリーサービスを提供しています。
時間が限られている方にもおすすめ!
たった5分で、組織人事コンサルタントとしてのキャリア像を把握でき、自分に向いているかどうかを判断するための材料を得ることができます。
キャリアアップを目指す場合や、現職でのやりがいや報酬に不満がある場合など、転職を決意する背後にあるさまざまな要因をご紹介。
これらの要因を理解し、自分の転職活動にどう活かすかを考えることで、成功の確率を高めましょう。
どのファームがどのような業界に強みを持っているのか、またそのファームの企業文化や働き方の特徴を把握することで、自分のキャリアに最適な転職先を選ぶ際の参考にすることができます。
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